こんにちは。バレンタインまであと少しですね。
先日、東武百貨店池袋店で開催中のショコラマルシェに訪れた際に購入した、SILS MARIA シルスマリアの生チョコレートを食べてみたのでレビューしていきます。
ちなみにシルスマリアは西武池袋本店で開催中のチョコレートパラダイス2020にも出店中です。
ショコラマルシェのレポはこちら。
チョコレートパラダイス2020のレポはこちら。
今年初めて知ったブランドですが、ECサイトへも出店しています。
まず購入したのはこちらです。
竹鶴ピュアモルト生チョコレート。
それと、ソラリス生チョコレートを購入しました。
記事執筆時点で、オンラインでは公式サイトでのみ販売しているのか、楽天等のショップでは見つかりませんでした。
SILS MARIA シルスマリアについて
神奈川県で約30年の歴史を持つ洋菓子店です。
生チョコは現在では多くの洋菓子店から売り出されていてポピュラーな存在ですが、なんと、シルスマリアが生チョコ発祥のお店なんだそうです。
そして2017年にはモンドセレクションの優秀品質最高金賞(グランドゴールドメダル)を受賞しています。
生チョコレート発祥のお店
生チョコは1988年の神奈川県のシルスマリアの厨房で生まれ、当時のショコラティエが「生チョコ」という名前をつけました。
ベルギー生まれの高級チョコレートブランドのピエールマルコリーニのウェブサイトに生チョコレートの詳しい解説があります。
生チョコレートとは?定義や賞味期限、レシピの違い|ピエール マルコリーニ公式通販サイト
シルスマリアという店名は出て来ませんが、
神奈川県内に本店を置く、洋菓子専門店にて、1988年に生まれました。
などの記載があり、シルスマリアのことと見て間違いないでしょう。
ピエールマルコリーニも華やかで可愛く気になっています
先ほどの生チョコレートの記事ですが、詳しく知りたい方にはとても参考になります。
で読んでいると面白いことがわかります。
【生チョコトリビア】生チョコには公正取引委員会が定義した条件がある。
なんとびっくり、生チョコレートには公正取引委員会が定義した条件があるそうです!
皆さんご存知でしたか?私は初耳でした。
先ほどのピエールマルコリーニのサイトからの引用です。
生チョコレートの定義・意味
口どけがなめらかなチョコレートを、まとめて生チョコレートと思い浮かべますが、公正取引委員会が定義した条件があります。
- チョコレート生地が全重量の60%以上
- 生クリームが全重量の10%以上
- 水分(生クリームに含有されるものも含む)が全重量の10%以上
また、これらの条件を満たしつつ、次のチョコレートにおいても生チョコレートとして販売できるとされています。
- ココアパウダーや抹茶などの粉末をかけたもの、あるいは、チョコレート生地で作られた殻の内部に、上記の条件2項を満たすチョコレートが含まれるもの
- チョコレートが全重量の60%以上で、かつ、チョコレート生地が全重量の40%以上
生チョコはチョコレートの味がしっかり味わえて美味しいと思っていましたが、こんな風にチョコレートの割合も定められていたんですね。
チョコレートの割合が多い分、チョコレートの品質が生チョコの味に大きく影響するのでしょうね。
生チョコレートの原点
ここまで生チョコの発祥について触れましたが、生チョコレートの原点は1930年代のスイスにあるそうですね。
「パヴェ・ド・ジュネーブ」と呼ばれるチョコレート菓子が生チョコレートの原点です。
記事執筆時点で売り切れになってますが、楽天でも販売されていました。参考まで。
皇后雅子様がご成婚前に皇太子時代の天皇陛下に贈られたチョコレートでもあるようです。
チョコレート大国スイス - SWI swissinfo.ch
シルスマリアの生チョコレートレビュー
ここまで生チョコレートの歴史や定義について触れてきました。
では実際食べてどうだったか?を記録していきます!
いざ開封
さっそく箱の開封を行っていきますが、まずショッパーと箱にも触れてみます。
ショッパーは赤にロゴマーク入り。
専用の木箱に金の箔押しされており、高級感が漂います。
あと木の良い香りもします。
裏側には原材料や賞味期限、カロリー等の記載があります。
竹鶴ピュアモルト生チョコレートはアルコール3%。
ソラリス生チョコレートはアルコール1%。
運転前に食べるのは要注意。
保管は冷蔵庫で10℃以下でと書かれています。
賞味期限は生チョコなので、他のチョコレートに比べると短めですがバレンタインを少しくらい過ぎても期限に余裕がありますね。
2020年2月29日、2020年3月01日までとなっています。
箱を開けてみました。それぞれに説明書入り。
生チョコはどんなだろうか。
中の袋を開封しました!
うわー!良い香りが漂います!
味のレビュー
肝心の味について、一つずつレビューしていきます。
どちらもアルコール分が含まれるので、食べると少し酔いますねw
以下感想ですが、あくまで私個人の感想であり万人に当てはまるかはわかりません。
参考になる部分があれば幸いです。
竹鶴ピュアモルト生チョコレート
ニッカウヰスキーの洋酒『竹鶴ピュアモルト』を使用した贅沢な生チョコ。
よく嗅ぐとチョコとウイスキーの匂いがする。
ソラリスに比べると匂いは控え目。
ビターなチョコとウイスキーが融合している。
甘さも控えめで、チョコとウイスキーがほろ苦く大人の味。
甘いのが苦手な人でもついつい手が伸びるチョコレートではないだろうか。
ソラリス生チョコレート
※形が崩れているのは私の持ち運び方が悪かった可能性があります…。
山梨県産甲州種ぶどうを熟成させた白ワインを使用しているそうです。
袋を開けるとかぐわしい香りが鼻を刺激する。
あっ、マスカットの匂い…と感じた。
白ワインとホワイトチョコの甘さが口に広がる。
後から白ワインの苦味が一瞬きて甘みが残って消えた。
甘みと酸味の強さと、フルーティな華やかさ、爽やかさが印象的。
ホワイトチョコの甘さが酸味で控えめに感じられ、次々手を伸ばしたくなる。
止まらなくなりそうで危険。
個人的にどれが一番好きか
個人的に今回食べた2種類ではソラリス生チョコレートが特に好みです。
華やかで爽やかで、こんな生チョコ体験は初めてで、新鮮な驚きがありました。
調べて食べて思ったこと。
今回は生チョコレート発祥のお店のお酒の入った生チョコ「竹鶴ピュアモルト生チョコレート」・「ソラリス生チョコレート」を食べましたが、どちらも香り高く、お酒とチョコレートが溶け合い、これまでの生チョコのイメージを超えた味わいがありました。
どちらも甘さは控え目でスッキリしていて美味しいです。
実店舗が神奈川県の横浜市に2店舗、平塚市に1店舗、東京都町田市に1店舗あるそうです。
生チョコの他に生ケーキなどの販売もあるそうなので近くの方は行かれると良いかもしれませんね。
また期間限定で全国の百貨店などに出店しているようですので、お近くの方は覗いてみるのもオススメです。
最後に
生チョコ発祥の店ということで思いがけず生チョコの歴史にも触れました。
生チョコはスタンダードなのも美味しいですが、お酒の生チョコも新鮮な味が楽しめて良いですね。
シルスマリアの竹鶴ピュアモルト生チョコレート・ソラリス生チョコレートの感想でしたが、いかがでしたでしょうか?
バレンタインデー、ホワイトデーや手土産などの参考になれば幸いです。